OPGの取り組み

海で遊ぶ私たちには責任がある

豊かな海を次の世代に
残すためにいまできること

海が直面している危機

海が直面している危機

何時間でも眺めていられるような美しい海が、沖縄にはあります。
私たちが水中世界へ旅をする度に、癒しや興奮、感動など、さまざまな恩恵を受け取っています。一方、水中生物の多くのが私たち人間の暮らし方のせいで様々な危機に直面しています。

海洋プラスチック、地球温暖化による影響

海洋プラスチック、地球温暖化による影響

地球上の生態系に大きな影響を与えているのが、マイクロプラスチック(5mm以下の小さなプラスチックごみ)等の漂流ゴミの誤飲です。
私たちの生活で使用するゴミが漂流する間に小さく砕け、マイクロプラスチックにとなり、有害化学物質を吸着しながら海を循環し、エサと間違え取り込む事を繰り返す度に体内に蓄積され、さらに食物連鎖を繰り返すうちで凝縮されて行きます。これらが時として、私たちの食卓に並ぶことも忘れてはなりません。

また、温暖化による海洋環境の変化も深刻です。海水温が上昇する事によりサンゴはストレスを感じ白化現象が進むとされています。
このままでは世界の珊瑚礁は、2030年までには90%以上消滅し、2050年にはほぼ全滅すると見込まれています。サンゴ礁は、多様な生物の住処となり海洋生態系を支えていることの他、そのサンゴが壊滅的なダメージを受けると地球全体の環境がドミノ式に崩れていき私たち人間にも深刻な影響を与える可能性があるのです。

OPGができるSDGs

OPGができるSDGs

残念ながらこれらの問題は、人間の社会経済活動が、海という自然環境に変化を及ぼしてしまった結果です。 私たちOPGは、沖縄の美しい海をフィールドに仕事をさせてもらってます。
だからこそ、積極的に以下の海を守る活動をします!

・サンゴに害のない日焼け止めの使用の推奨
・サンゴに害のないくもり止めを船上で使用
・港やビーチのクリーン活動 

上記の海洋保全活動はもちろん、環境に関して知る事や学ぶ事で出来る範囲でのリサイクル活動や、啓蒙活動の実施。
OPGで出来る”持続可能な”SDGsの活動に積極的に取り組み発信を続けます。

興味を持たれた方、ぜひ「活動報告日記」も御覧ください。

沖縄の美しい海を守るため

沖縄の美しい海を守るため

SDGsは、「誰も置き去りにしない」という理念のもと作成されました。
一人ひとりが主体的に考え、行動していかなければいけません。
まずはできることから、「街や海にゴミを捨てない」「サンゴを傷つけない」など、小さなことでも気づいたことから実行していくことが大切です。この課題に対しては世界中の人たちが協力しない限り解決は望めません。
ツアーにこれから参加される方、参加された方、このサイトを見に来てくださった方々へひとつのきっかけとなれば嬉しいです。
2030年、私たちの愛する海は、どのような姿をしているのでしょうか?
多様な生物が息づき、美しく青く輝く海があることを願っています。

SDGsとは

SDGsとは

SDGsは、「2030年にあるべき未来の姿」を示すもの。2015年の国連サミットで採択された、2030年までに達成すべき世界的な開発目標のことです。
17の大きな目標とそれらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など、主に発展途上国の課題解決に向けたものから、「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」といった地球環境に関するものまで、さまざま。
SDGsは、地球全体のあらゆる課題を包括的に解決していくための“手段”と言えます。